July 31, 2025

五常・アンド・カンパニー、インパクトレポート(2025年7月)を発行

五常・アンド・カンパニー株式会社(代表執行役CEO:慎泰俊、本社:東京都渋谷区、以下、「五常」)は、インパクトレポート(2025年7月)を発行しました。

インパクトレポートは、五常の活動の成果と創出したインパクトをステークホルダーに伝えることを目的として発行しています。本レポートではグローバル展開に焦点を当て「世界中に金融包摂を届ける」という五常のミッションの進捗を共有します。

インパクトレポート(2025年7月)の主なハイライト:

  • 五常の事業展開国は前年の5カ国から14カ国へと拡大し、2025年3月末時点のグループおよび主な投資先の総顧客数は340万人となりました(前年比42%増)。
  • 展開国の広がりに伴い、顧客の属性にも変化が見られました。2025年3月時点で、女性が73%、農村部居住者が67%を占めており、前年より若干減少しています。
  • 今期はアフリカおよびジョージアに参入しました。南・東南アジア、中央アジア・コーカサス、サブサハラ・アフリカの各地域におけるマイクロファイナンスの多様な現状を、現地の視点や顧客の声を通じて紹介しています。
  • 成長を支えるため、組織基盤の強化にも取り組みました。2025年1月にはB Corp™認証を取得し、社会的・環境的な取り組みへのコミットメントを改めて示しました。また、これまでの現場での学びをもとに、顧客インパクト・フレームワークを刷新しました。
  • 本レポートでは、顧客、社員、経営陣の声も掲載し、私たちの価値観や活動、インパクトの全体像を多角的に伝えています。

インパクトレポート・ウェビナーのご案内
インパクトレポートについて詳しく紹介するウェビナーを、8月25日(日本語)および9月2日(英語)に開催いたします。本レポートのハイライトを中心に、各地域における事業の様子や、新たに策定した顧客インパクト・フレームワークについて紹介します。皆さまのご参加をお待ちしております。

【日本語ウェビナー】

日付: 8月25日(月)
時間: 12:00-13:00(日本時間)
参加登録:こちら
パネリスト: 
• Cheriel Neo (Head of Impact)
• 田中 はる奈 (Head of Corporate Planning & PMI)
• Marco Giancotti (System & Knowledge Team Lead) 
• 松村 葉子 (Legal & Compliance Manager)

【英語ウェビナー】

日付: 9月2日(火)
時間: 18:00-19:00 JST / 11:00-12:00 CEST
参加登録:こちら
パネリスト: 
• Mamadou Cisse (Baobab Senegal, Country Manager) 
• Shoira Sodiqova (Bank Arvand, Chairperson)
• Arya Murali (Gojo, Impact Lead)
• 田中 はる奈 (Gojo, Head of Corporate Planning & PMI)

July 18, 2025

五常・アンド・カンパニー、債券・ローンおよびエクイティ調達に対応した、初のソーシャルファイナンス・フレームワークを策定し外部レビューを取得

五常・アンド・カンパニー株式会社(代表執行役CEO:慎泰俊、本社:東京都渋谷区、以下、「五常」)は、当社が実施する社会的インパクトの創出を目的とした資金調達活動の枠組みとして、ソーシャルファイナンス・フレームワーク(以下「本フレームワーク」)を策定しましたので、お知らせいたします。

本フレームワークは、国際資本市場協会(The International Capital Market Association, ICMA)の「ソーシャルボンド原則(SBP)2023」および、Loan Market Association(LMA)、Loan Syndications and Trading Association(LSTA)、Asia Pacific Loan Market Association(APLMA)による「ソーシャルローン原則(SLP)2023」に沿って設計されており、それらに共通で定められた4つの要素(1. 調達資金の使途、2. プロジェクトの評価と選定プロセス、3. 調達資金の管理、4. レポーティング)を満たす内容となっています。グローバルで広く使われている基準で株式まで含めた資金調達に対応するソーシャルファイナンス・フレームワークの策定は本邦初の取組みとなります。

また、本フレームワーク策定にあたり、第三者評価機関であるISS Corporate Solutions, Inc.(以下「ISS」)よりICMAの定義に基づく外部レビューを受け、適格性の評価を取得しています。

尚、野村證券株式会社がストラクチャリング・アドバイザーとして本フレームワーク策定を支援しました。

本フレームワーク策定の背景と目的

本フレームワークは、包摂的な金融サービスの提供を目的とする五常の資金調達活動に対し、社会的インパクトとの関連性の明確化と透明性の向上を目指すものです。国内外における私募・公募の債券やローン等の負債性金融商品、および株式を通じた資金調達を対象としており、多様な金融商品によるソーシャルファイナンスが可能となります。

調達資金の使途と対象事業
本フレームワークに適合した調達資金は、社会的インパクトを志向する金融サービス事業者を通じた金融包摂の推進という五常の活動に沿った、以下で定められる「適格ソーシャルプロジェクト」へと充当されます。

外部評価と透明性の担保
本フレームワークの信頼性および透明性を担保するため、第三者評価機関であるISSより、ICMAの定義に基づく外部レビューを取得しています。ISSは、世界中の機関投資家や企業に対し、ESG評価、サステナビリティ開示、議決権行使支援などのサービスを提供するグローバルリーダーです。本フレームワークにソーシャルボンド原則およびソーシャルローン原則の4要素が含まれること、ならびに五常のミッションとの高い整合性を有していることを確認しています。

五常は、これからも「誰もが自分の未来を決めることができる世界」の実現に向けて、金融包摂を通じた社会的価値の創出を加速してまいります。

▼ 五常 ソーシャルファイナンス・フレームワーク
(日本語)https://gojo.co/wp-content/uploads/2025/07/Gojo_Social-Finance-Framework_Japanese.pdf
(英語)https://gojo.co/wp-content/uploads/2025/07/Gojo_Social-Finance-Framework_English.pdf

▼ ISSによる外部レビュー
(日本語)https://gojo.co/wp-content/uploads/2025/07/Gojo_Bespoke-Social_UoP_Japanese.pdf
(英語)https://gojo.co/wp-content/uploads/2025/07/Gojo_Bespoke-Social_UoP_English.pdf



ISS Corporate Solutionsについて
ISS-Corporateは、グローバルにSaaSソリューションと専門的なアドバイザリーサービスを提供しています。データと研究に基づく「Compass」プラットフォームを通じて、企業が機関投資家、規制当局、金融機関、その他の主要ステークホルダーへの発信内容を的確に把握し、適切な対応ができるよう支援します。ISS-Corporateは、データ、ツール、アドバイザリーを提供することで、企業のレジリエンス向上、市場ニーズへの対応、そしてガバナンス、報酬、サステナビリティ、サイバーリスク管理を推進しています。

五常・アンド・カンパニーについて
五常は南・東南アジア、中央アジア・コーカサス及びアフリカの14カ国で事業を展開するグループ会社及び主な投資先を通じ、途上国においてマイクロファイナンスを展開するホールディングカンパニーです。金融包摂を世界中に届けることをミッションとして、2014年7月に設立されました。2025年3月末時点でグループ会社及び主な投資先合算の顧客数は約340万人です。2025年1月に「B Corp™」認証を取得し、社会的・環境的パフォーマンスの向上に取り組んでいます。

July 11, 2025

五常・アンド・カンパニー、Renesansへの出資を通じてウズベキスタンにおける展開を拡大

五常・アンド・カンパニー株式会社(代表執行役CEO:慎泰俊、本社:東京都渋谷区、以下、「五常」)は、ウズベキスタンに拠点を置くJSC Renesans mikromoliya tashkiloti (以下、「Renesans」) の発行済株式の9.8%を新株引受を通じて取得しました。農村部の人々に、様々なチャネルを通じて有用で手頃なマイクロファイナンスサービスを提供するミッションを追求するRenesansを支援します。

Renesansは、ウズベキスタンの農村部において、女性起業家、中小零細事業者(MSME)、及び自営業者に対し、利便性が高く、手頃な価格で、かつ信頼できるマイクロファイナンスサービスを提供しています。2025年3月時点で、全国21の支店を通じて、1.4万人を超える個人の顧客にサービスを提供しており、営業貸付金は約24億円に達しています。

Renesans Chairman of the Supervisory Board
Turdikulov Jamshidbek Salimovich氏コメント
この10年間で急成長を遂げたグローバルなマイクロファイナンス持株会社として知られる五常を、Renesansの株主として迎えられることを大変嬉しく思います。今回のパートナーシップは、Renesansの18年にわたる歩みにおける新たな節目であり、両社のミッションが重なり合っているからこそ、強固な関係性を築くことが可能です。五常による出資は、何よりもRenesansが目指す方向に着実にあゆみを進めていることを示しており、今後の成長に対する大きな期待を裏付けるものです。また、五常グループがこれまで蓄積してきたマイクロファイナンス分野における豊富な経験と知見は、Renesansの活動を力強く後押しし、当社が掲げる「地方の中小零細事業者のウェルビーイングを金融支援を通じて向上させる」というミッションのさらなる推進につながると確信しています。五常の支援を受け、現在の経営陣のリーダーシップもと、Renesansはウズベキスタンにおけるマイクロファイナンスのリーディングカンパニーへ成長を遂げると期待しています。

五常 執行役CIO Sanjay Gandhiコメント
ウズベキスタンのマイクロファイナンス機関への初の出資として、Renesansとのパートナーシップを実現できたことを大変嬉しく思います。Renesansは18年にわたり、農村部に暮らす女性や中小零細事業者を支援することに注力しており、その価値観とビジョンは、五常の「世界中に金融包摂を届ける」というミッションと高い親和性があります。Renesansを支援し、サービスの提供範囲をさらに広げ、社会的インパクトを一層深めていくことを楽しみにしています。Renesansの強力な経営陣との連携によって、大きく発展の余地があるウズベキスタンのマイクロファイナンス市場に、より大きなインパクトをもたらすことができると確信しています。

温室で野菜を育てるRenesansの顧客 / Renesans

JSC Renesansについて
Renesansは、2007年7月にウズベキスタンのチルチクで設立されました。農村部の女性起業家、中小零細事業者及び自営業者に対し、利便性が高く、手頃な価格で、信頼できるマイクロファイナンスサービスを提供することを目指しています。2008年よりNational Asscociation of Microfinance Institutionsに加盟しています。

五常・アンド・カンパニーについて 
五常は南・東南アジア、中央アジア・コーカサス及びアフリカの14カ国で事業を展開するグループ会社及び主な投資先を通じ、途上国においてマイクロファイナンスを展開するホールディングカンパニーです。金融包摂を世界中に届けることをミッションとして、2014年7月に設立されました。2025年3月末時点でグループ会社及び主な投資先合算の顧客数は約340万人です。2025年1月に「B Corp™」認証を取得し、社会的・環境的パフォーマンスの向上に取り組んでいます。

May 29, 2025

五常・アンド・カンパニー、コーポレートサイトをリニューアルし、新たにコーポレートビデオを公開

五常・アンド・カンパニー株式会社(代表執行役CEO:慎泰俊、本社:東京都渋谷区、以下、「五常」)は、コーポレートサイトをリニューアルしました。五常の事業やインパクト創出の取り組みをよりわかりやすくお伝えします。

新しいウェブサイトでは以下のコンテンツを新たに追加しました。

  • 「現場の声」ミャンマー、スリランカ、タジキスタンの顧客のストーリーを紹介します。
  • 「グローバル展開」インタラクティブなマップから、五常グループが展開する各国の事業概要ご覧いただけます。
  • 「五常の取組」グループ会社を通じて提供する商品・サービスを紹介しています。また、マイクロクレジットからマイクロファイナンスへの発展を通じて、全ての人にとって使いやすいサービスを展開し、世界中に金融包摂を届ける五常のミッションに至る想いをお伝えします。
  • 「数字で見るインパクト」「インパクト創出の取組」五常のインパクトを一目で理解いただけるとともに、新たに策定したインパクト測定フレームワークを紹介します。

ウェブサイトのリニューアルにあわせて、五常のミッションを伝えるコーポレートビデオを公開しました。

ぜひ新たなウェブサイトや動画を通じて、五常の取り組みをご覧ください。


五常・アンド・カンパニーについて
五常は南アジア・東南アジア、中央アジア・コーカサス及びサブサハラ・アフリカの14カ国で事業を展開するグループ会社及び主な投資先を通じ、途上国においてマイクロファイナンスを展開するホールディングカンパニーです。金融包摂を世界中に届けることをミッションとして、2014年7月に設立されました。2024年3月末時点で1万人を超えるグループ従業員を擁し、グループ会社及び主な投資先合算の顧客数は240万人を突破しました。2025年1月に「B Corp™」認証を取得し、社会的・環境的パフォーマンスの向上に取り組んでいます。

March 31, 2025

五常・アンド・カンパニー、Triodos Investment ManagementとジョージアのJSC Credo Bankの持分16.6%を追加取得する株式譲渡契約を締結、持分を33.4%に引き上げ

五常・アンド・カンパニー株式会社(代表執行役CEO:慎泰俊、本社:東京都渋谷区、以下、「五常」)は、オランダの社会的インパクト投資家であるTriodos Investment Management(以下、「Triodos」)からジョージアのJSC Credo Bank(以下、「Credo」)の発行済株式の16.6%を追加取得する株式譲渡契約を締結しました。12月に公表した初回出資による16.8%の株式取得に続き、同社に対する持分を33.4%に引き上げることとなります。手頃な価格の金融サービスの提供を通じて中小零細事業者を支援し、より良い未来を創造するというミッションを追求するCredoへの戦略的出資を通じて、中央アジア・コーカサス地域における金融包摂を推進します。

Triodos Head of Private Equity Caspar Sproke氏コメント
10年にわたるCredoとの歩みの中で、ジョージアの金融サービスが行き届いていないコミュニティに対する同社の揺るぎない取組みを目の当たりにしてきました。Credoが融資のみを行う金融機関から、幅広い金融サービスを提供する商業銀行へ成長を遂げたことは、非常に感慨深いことです。私たちは、株主としての役割から一歩退きますが、今後は、五常が有する専門知識と経験を活かし、Credoの持続的な成長を力強く支えていくと確信しています。

Credo CEO Zaza Pirtskhelava氏コメント
五常からの追加出資は、デジタル化とイノベーションを通じて中小零細事業者に持続可能な金融サービスを提供するというCredoのミッションの達成をさらに加速させることでしょう。当社の成長を長年支えてくださったTriodos Investment Managementに心から感謝するとともに、会社のフェーズを引き上げ実績を積み上げていくことを楽しみにしています。

五常 Managing Partner Arnaud Venturaコメント
Triodosのこれまでの実績を引き継ぎ、Credoの支援を継続できることを光栄に思います。Credo経営陣の今後の成長に対するコミットメントを確信し、この度の戦略的持分引き上げを合意するに至りました。Credoとの連携を一段と深め、ジョージアにおける金融包摂をともに拡大していくことを楽しみにしています。

本取引の実行はジョージア規制当局による承認取得を前提としており、承認を得られ次第完了を予定しています。


Triodos Investment Managementについて
Triodosは30年以上にわたり、長期的なインパクトの創出を目指す投資家と革新的な起業家やサステナブルな企業をつなぎ、公正で持続可能かつ人道的な社会を実現する上で重要な役割を果たしてきました。Triodosの投資活動は「食」「資源」「エネルギー」「社会」「ウェルビーイング」という5つの相互に関連するテーマを軸に展開されており、これらの領域で持続可能な変革を加速させることをミッションとしています。オランダのTriodos Bank NVの完全子会社であり、インパクト投資家として世界中で事業を展開しています。2024年末時点の運用資産残高は58億ユーロに達しています。

JSC Credo Bankについて
Credoはジョージアで 5番目の規模を有する商業銀行です。「手頃な金融サービスを提供することで、ジョージアの中小零細事業者とその従業員を支援し、より良い未来を創造すること」をミッションとして掲げ、96の拠点を通じてジョージア国内に広く展開し、49万人以上の顧客に質の高い革新的な金融サービスを提供しています(2025年2月時点)。

五常・アンド・カンパニーについて
五常は東南アジア、南アジア、中央アジア・コーカサス及びアフリカの14カ国*で事業を展開するグループ会社及び主な投資先を通じ、途上国においてマイクロファイナンスを展開するホールディングカンパニーです。金融包摂を世界中に届けることをミッションとして、2014年7月に設立されました。2024年3月末時点で1万人を超えるグループ従業員を擁し、グループ会社及び主な投資先合算の顧客数は240万人を突破しました。2025年1月に「B Corp™」認証を取得し、社会的・環境的パフォーマンスの向上に取り組んでいます。

*事業展開国数に誤りがあったため修正しました(2025年4月25日)

March 17, 2025

五常、Education Above All財団からの助成を受け、若手起業家向けデジタル金融プログラム「Pasio」のウェブサイトを公開

五常・アンド・カンパニー株式会社(代表執行役CEO:慎泰俊、本社:東京都渋谷区、以下、「五常」)は、カタールのドーハに拠点を置くEducation Above All Foundation(以下、「EAA財団」(前Silatech))と共同で、2023年よりPasioプログラムを開始し、その成果や顧客の事例を紹介するウェブサイトを公開しました。プログラムの認知度向上が課題となっていましたが、Pasioを通じたインパクトの拡大が期待されます。

Pasioプログラムは、18~35歳の若手起業家を対象に、ビジネススキルの教育機会を組み合わせた事業向けローンや、オンライン上のコミュニティプラットフォームをはじめとしたデジタルツールを提供します。現在、カンボジア、インド及びスリランカの五常のグループ会社を通じて展開されており、主に三つの特徴を有しています。

Pasioアプリを通じてデジタルローンを提供することで、プロセスの透明性、ワンストップの財務管理、先進的なデータ保護技術によるセキュリティ強化を実現しました。現地の言語に対応し、利便性の高いサービスを提供しています。また、Pasio デジタルストアフロントと呼ばれるプラットフォームを通じて起業家自らがオンラインショップを開設し、商品やサービスを紹介し、ソーシャルメディアなど販路拡大の機会を提供しています。さらに、若手起業家がネットワークを広げ、他の利用者と協力し合い事業成長の学びを得られる場として、Pasioオンラインコミュニティを運営しています。

Pasio アプリ (左上), Pasio デジタルストアフロント (右上), and Pasio オンラインコミュニティ (下)

Pasioプログラムは、2025年1月までに順調に利用者を拡大しています。

  • 81,000件のデジタルローンを実行
  • 26,000人がPasioデジタルストアフロントを利用
  • 11,000人がオンラインコミュニティを利用
  • 8,000人がPasioアプリを利用

EAA財団 Silatech Programme Executive Director Hassan Al Mulla氏コメント
「EAA財団は、金融包摂とデジタルリテラシーが貧困の連鎖を断ち切る鍵であると考えています。Pasioは、戦略的パートナーシップが意義ある変化を生んだ好事例です。若手起業家に必要なリソースとデジタルツールを提供し、事業の成長と持続的な経済成長の機会を創出することにより、私たちは彼らのレジリエンスを強化し、自立を促しています。今後もプログラムの拡大により、次世代起業家の成長を促していきたいと考えています。」

五常 Chief Operating Officer Gürol Michael Sari コメント
「金融アクセスを提供するだけではなく、急速に変化する環境下で成功するためのスキルを身につけることができるかは、金融包摂の重要な要素です。これまでマイクロファイナンス業界では金融リテラシーの向上が重視されてきましたが、デジタルリテラシーこそが変革を促します。Pasioは、農村部の中小零細事業者が金融アクセスを得るだけでなく、デジタルスキルを習得し、競争力を高めるための仕組みを提供します。EAA財団とともにより多くの起業家に必要なツールを届け、多様な金融サービスの提供、デジタルリテラシーの強化、そして受益者の社会的経済的インパクトの拡大に向けて取り組んでまいります。」


Education Above All Foundationについて
Education Above All(EAA)財団は、2012年にモザ・ビント・ナセル殿下によって設立された財団です。教育と雇用機会の創出を通じて人々の生活を変革することを目指し、特に教育が貧困削減、公正で平和な社会の実現、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた最も有効な手段であると考えています。革新的な資金調達モデル、多分野にわたるパートナーシップを通じ、社会的に不利な立場にある子どもや若者に希望と機会を提供しています。EAA財団は、Educate A Child(EAC)、Al Fakhoora、Reach Out To Asia(ROTA)、Protect Education in Insecurity and Conflict(PEIC)、Silatech、Innovation Development(ID)、Together Projectといったプログラムを運営しています。

五常・アンド・カンパニーについて
五常は東南アジア、南アジア、中央アジア・コーカサス及びアフリカの13カ国で事業を展開するグループ会社及び主な投資先を通じ、途上国においてマイクロファイナンスを展開するホールディングカンパニーです。金融包摂を世界中に届けることをミッションとして、2014年7月に設立されました。2024年3月末時点で1万人を超えるグループ従業員を擁し、グループ会社及び主な投資先合算の顧客数は240万人を突破しました。2025年1月に「B Corp™」認証を取得し、社会的・環境的パフォーマンスの向上に取り組んでいます。

February 28, 2025

五常・アンド・カンパニー、CJSC Bank Arvandへの出資を通じてタジキスタンにおける展開を拡大

五常・アンド・カンパニー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表執行役:慎泰俊、以下「五常」)は、2024年11月、タジキスタンの商業銀行であるCJSC Bank Arvand(以下「Arvand」)の発行済株式の9.0%を取得したことをお知らせします。2021年の預金取扱マイクロファイナンス機関Humoへの出資に続き、五常にとってタジキスタンにおける2件目の出資となります。Arvandは2019年に銀行免許を取得し、タジキスタンの銀行及び預金取扱マイクロファイナンスを営む金融機関として4番目の規模を有しています。五常は、中小零細事業者や個人向けの金融包摂の推進及びタジキスタンの経済・社会の成長促進に取り組むArvandとのパートナーシップを強化してまいります。

Arvandは、無担保融資の提供によって低所得世帯や中小零細事業者の収入及び生活水準の向上に取り組んでいます。2024年12月時点の営業貸付金は約170億円*となっており、融資に加え、預金、送金、オンラインバンキング、為替取引、ATM、決済などを含む資金管理のためのソリューションなど、幅広い金融サービスを提供しています。65%以上の取引がデジタルチャネルを通じて行われるなど、デジタル・トランスフォーメーションに積極的に取り組んでいることも特徴です。また、金融リテラシーに関するトレーニングやコンサルティングサービスも展開し、顧客の経済的な自立を支援しています。

*営業貸付金の数値に誤りがあったため修正しました (2025年3月26日) 

Arvand CEO Shoira Sodiqova氏コメント
Arvandがこれまで築いてきた信頼と、金融アクセスから排除されてきた人々へ金融サービスを提供し続ける不断の努力が、国際的に高い評価を受ける五常のような企業からの出資に結びついたと考えています。Arvandは、五常とともに、サービスの規模と質の向上を両立しながら、より多くの人々に新たな金融機会を提供し、持続可能な金融包摂領域のリーダーとしての地位を確立してまいります。

五常 Principal & Head of VC Sohil Shahコメント
タジキスタンの中小零細事業者からの信頼を集めるArvandとパートナーシップを組むことを光栄に思います。五常は、安定した規制環境に裏付けされたタジキスタンのマイクロファイナンス市場の可能性に確信をもっており、Arvandの成長と発展を支援していきたいと考えています。

オランダの社会的インパクト投資家であるTriodos Investment Management及びベルギーの社会的インパクト投資家であるIncofin Investment Managementからの株式取得と合わせて、Arvandの自己株式を取得しました。


CJSC Bank Arvandについて
Arvandは、タジキスタンの金融包摂領域における主要な金融機関の一つであり、低所得世帯及び中小零細事業者に適切な価格で質の高い金融サービスを提供することでタジキスタンの経済・社会の成長を促進することをミッションに掲げています。2024年12月時点で、約70のサービス拠点と900名の従業員を擁し、31.7万人(うち融資顧客数は5.4万人)を超える顧客に、融資、預金、送金、オンラインバンキング、為替取引、ATM、事業者向け資金管理ツールなどの革新的で包括的な金融サービスを提供しています。また、ESG(環境・社会・ガバナンス)戦略の先駆者としても、持続可能な金融の推進に大きく貢献してきました。融資債権の10%をグリーンファイナンスに充てています。また、社会的包摂にも取り組んでおり、融資顧客の42%が女性、70%以上が農村部に暮らしており、33%が低所得者層に分類されます。Arvandの支店の約30%はタジキスタンの郊外に開設されており、金融サービスが行き届いていない地域へのアクセスを確保しています。

五常・アンド・カンパニーについて
五常は東南アジア、南アジア、中央アジア・コーカサス及びアフリカの13カ国で事業を展開するグループ会社及び主な投資先を通じ、途上国においてマイクロファイナンスを展開するホールディングカンパニーです。金融包摂を世界中に届けることをミッションとして、2014年7月に設立されました。2024年3月末時点で1万人を超えるグループ従業員を擁し、グループ会社及び主な投資先合算の顧客数は240万人を突破しました。2025年1月に「B Corp™」認証を取得し、社会的・環境的パフォーマンスの向上に取り組んでいます。

January 17, 2025

五常・アンド・カンパニー、社会や環境に配慮した公益性の高い企業に対する国際的な認証制度であるB Corp™認証を取得

五常・アンド・カンパニー株式会社(代表執行役:慎泰俊、本社:東京都渋谷区、以下、「五常」)は、2025年1月、グローバルな非営利団体であるB Lab™(以下、「B Lab」)から「B Corp™」認証(以下、「B Corp認証」)を取得したことをお知らせいたします。この認証は、五常の事業を通じたポジティブな社会的インパクトの創出を評価するものです。評価対象には、インドのSATYA MicroCapital、Ananya Finance for Inclusive Growth、Prayas Financial Servicesに加え、その他の連結子会社7社を含みます。

B Labは、2006年に、人々、コミュニティ、そして地球に対してポジティブな影響を創出する企業を評価し、その成果を報告することを目的として設立されました。B Labの厳格な認証プロセスは、企業が社会的・環境的パフォーマンス、透明性、説明責任において高い基準を満たしているかを検証します。B Corp認証を取得するためには、B Impact Assessment™という評価プロセスを完了し、200点満点中80点以上のスコアを獲得する必要があります。また、企業は3年ごとに再評価を受け、社会や地球に対する貢献を継続的に改善することを求められます。

今回の評価において、五常はガバナンス、顧客、従業員、コミュニティへのポジティブな影響の4分野で業界平均を大きく上回り、102.8点を獲得しました。詳しくは、ウェブサイト「B Corp認証の取得」をご覧ください。

五常はB Corp認証をはじめとする外部評価を活用することに加えて、独自のモニタリング及び内部監査を継続し、事業運営の質を一層向上させるとともに、社会や環境に対するネガティブな影響を最小限に抑えます。また、フランスの非営利団体であるCerise+SPTFが定める8つの顧客保護基準を遵守し、連結子会社の全てにおいて格付機関からのClient Protection Certification (CPP)の取得を目指しており、これまでに連結子会社4社がCPPを取得しています。誰もが自分の未来を決めることができる世界を目指して、五常は、ステークホルダーの意見を反映しながら、世界中に金融包摂を届け、顧客の生活にポジティブな影響を創出することに力を尽くします。

B Market Builder Japan 共同代表 溝渕由樹様コメント

途上国向けのマイクロファイナンス事業に取り組む五常・アンド・カンパニーをB Corpの一員として迎えることができ、心から嬉しく思います。同社のビジネスは、社会課題への具体的な解決策を提供しながら、世の中にポジティブなインパクトを与えています。同社がB Corpコミュニティの一員として、より一層活躍していくことを期待しています。

五常 Managing Partner Arnaud Venturaコメント

この度、正式にB Corp認証企業の一員となることを、大変誇りに思います。この認証は、社会的リターンと経済的リターンの両立を目指し、金融サービスをよりよい目的のために活用するために、私たちが絶え間ない改善を続けていることを、顧客、従業員、グループ会社、投資家、コミュニティをはじめとする全てのステークホルダーに示すものです。認証の取得は、五常とグループ会社の従業員一人ひとりの努力の賜物です。私たちは引き続き、社会的パフォーマンス及びインパクトの向上に真摯に取り組んでまいります。

B Corp認証企業として、五常グループは、「People Using Business as a Force for Good®」の理念に基づき、B Lab及びグローバルなB Corpネットワークと連携し、インパクト評価指標の継続的な改善を目指します。インパクトを重視する国際的なコミュニティの一員として、社会的・環境的パフォーマンスの向上に向けた、新たなアイデアを学び、ベストプラクティスを共有する貴重な機会を得ることができます。五常は、すべての活動においてGuiding Principles(行動規範)を遵守し、金融サービス事業者の社会的責任を浸透させることを目的としたソーシャル・パフォーマンス・マネジメントとインパクト測定を意思決定の中心に据えてきましたが、今後はこれをより一層強化し、より良い未来の創造にコミットします。


五常・アンド・カンパニーについて

五常は東南アジア、南アジア、中央アジア・コーカサス及びアフリカの13カ国で事業を展開するグループ会社及び主な投資先を通じ、途上国においてマイクロファイナンスを展開するホールディングカンパニーです。金融包摂を世界中に届けることをミッションとして、2014年7月に設立されました。2024年3月末時点で1万人を超えるグループ従業員を擁し、グループ会社及び主な投資先合算の顧客数は240万人を突破しました。2025年1月に「B Corp™」認証を取得し、社会的・環境的パフォーマンスの向上に取り組んでいます。

December 23, 2024

五常・アンド・カンパニー、JSC Credo Bankへの出資を通じてジョージアに進出

五常・アンド・カンパニー株式会社(代表執行役:慎泰俊、本社:東京都渋谷区、以下、「五常」)は、JSC Credo Bank(以下、「Credo」)の 発行済株式の16.8%を取得し、ジョージアに進出しました。Credoは2017年に銀行免許を取得したジョージアで5番目の規模を有する商業銀行です。手頃な価格の金融サービスの提供を通じて中小零細事業者を支援し、より良い未来を創造するというミッションを追求するCredoを通じて、五常は中央アジア・コーカサス地域における金融包摂を推進します。

Credoは、伝統的な銀行では十分なサービスを受けることができない、農村部の零細起業家である顧客に対し、少額融資を中心とする幅広い金融サービスを提供しており、2023年12月時点の総資産は25億ラリ(約1,300億円)となっています。顧客の事業の季節性に合わせて柔軟な商品設計を行っていることもCredoの特徴です。ビジネスローン、個人向けローンに加えて、割賦払いや預金サービスを提供することで顧客のレジリエンスを高めつつ、クレジット及びデビットカードの提供を通じて、利便性の高い金融アクセスとシームレスな取引を実現しています。

Credo CEO Zaza Pirtskhelava氏コメント

このたび、五常を新たな株主として迎えることを光栄に思います。五常の参画により、Credoの事業基盤は一層強化され、デジタル化や革新的な商品提供を通じて、中小零細事業者に持続可能な金融サービスを届けるという目標の達成に向けて、さらに前進するものと確信しています。本件は、Credoの実績に対する株主の信頼と今後の成長可能性を示すとともに、金融包摂と環境・社会へのポジティブなインパクトを推し進める画期的な取り組みとなるでしょう。

五常 代表執行役 慎泰俊コメント

Credoとこうしてパートナーシップを組み、ともに世界中で金融包摂を拡げていけることを大変うれしく思います。Credoはこれまでジョージアの農村部において金融包摂をひろげるために極めて重要な役割を果たしてきました。同社の成長と発展をさらに支援していきたいと考えています。

少額融資で養鶏場を経営するジョージアの女性 / 慎泰俊


JSC Credo Bankについて

Credoは、ドイツのAccess Microfinance Holding AG、オランダのTriodos Investment Management BV、フランスのProparco、そして日本の五常など、国際的な社会的インパクト投資家および開発金融機関が出資する、ジョージアで 5番目の規模を有する商業銀行です。「手頃な金融サービスを提供することで、ジョージアの中小零細事業者とその従業員を支援し、より良い未来を創造すること」をミッションとして掲げ、94の拠点を通じてジョージア国内に広く展開し、48万人以上の顧客に質の高い革新的な金融サービスを提供しています。

五常・アンド・カンパニーについて

五常は、東南アジア、南アジア、中央アジア及びコーカサス、アフリカの13カ国で事業を展開するグループ会社及び主な投資先を通じ、途上国においてマイクロファイナンスを展開するホールディングカンパニーです。金融包摂を世界中に届けることをミッションとして、2014年7月に設立されました。2024年3月末時点で1万人を超えるグループ従業員を擁し、グループ会社及び主な投資先合算の顧客数は240万人を突破しました。

November 14, 2024

五常・アンド・カンパニーにAlmira Zejnilagic氏、Kshama Fernandes氏、川城瑛氏の3名が新たな社外取締役として参画。また、Sanjay Gandhi及び堅田航平が執行役に就任

Almira Zejnilagic氏、Kshama Fernandes氏、川城瑛氏の3名が新たに社外取締役として参画しコーポレート・ガバナンスを強化
五常・アンド・カンパニー株式会社(CEO:慎泰俊、本社:東京都渋谷区)は、Almira Zejnilagic氏、Kshama Fernandes氏、川城瑛氏の三名が社外取締役として参画したことをお知らせいたします。これにより当社の取締役会は8名体制となり、うち社外取締役7名、女性比率50%とガバナンスとダイバーシティがさらに強化されました。

Almira Zejnilagic氏は20年にわたりリスクマネジメント及び危機管理の分野でアドバイザー、取締役、経営陣等を歴任しました。直近では、急成長中のグローバルWeb3金融サービス企業で管理職を務め、それ以前は、FTI Consultingのパートナーとして、ヨーロッパ、中央アジア、アフリカにおけるリスク調査業務を10年にわたりリードしました。また、世界経済フォーラムのYoung Global Leaderにも選出されています。

Kshama Fernandes氏はインドの金融市場とインパクト投資分野における第一人者です。また、伝統的な金融サービスへのアクセスが制限されている人々や企業と資本市場の投資家をつなぐ金融機関であるNorthern Arc Groupの副会長も務めています。彼女の30年にわたる資本市場、リスクマネジメント、ストラクチャード・ファイナンスの専門知識と、過去15年間にわたり注力してきたインドにおける金融包摂の知識が五常にさらなる躍進をもたらしてくれると確信しています。

川城瑛氏は日本及びアメリカイリノイ州の両地域において資格を有する弁護士です。現在、東京の法律事務所サウスゲイトのパートナーを務めています。 主な専門分野は、国内及びクロスボーダーのM&A、ベンチャーキャピタル投資及び証券規制です。また、東京証券取引所上場部への出向経験があり、開示規制に関する深い知識を有しています。

Kshama Fernandes氏は参画にあたり以下のコメントを寄せています。

「社外取締役として五常に参画できることを大変嬉しく思います。世界中に金融包摂を拡大するという五常のミッションは、非常に刺激的であり、私個人の理念や目標と深く共鳴しています。私はインドのNorthern Arc Groupでの業務を通じて、金融は、恵まれない人々が自分の人生をコントロールし、自分の運命を切り開くための強力なツールとして使うことができるということを目の当たりにしました。このような、世界が直面する最大の問題のひとつに、最善のアイデアをもって取り組むことで、初めて持続可能な進歩がもたらされると信じています。献身的で幅広い才能を持つチームを有する五常とともに、金融包摂の旅を続けられることを嬉しく思います。」

Sanjay Gandhi、堅田航平が執行役に就任
五常は、共同創業者兼Chief Investment Officer(CIO)であるSanjay GandhiとChief Financial Officer(CFO)である堅田航平が、執行役に就任したことをお知らせいたします。

Sanjay Gandhiは、2014年にCIOとして五常を共同創業し、Investment Departmentを率いています。2003年にマイクロファイナンス業界に入り、以来、29カ国で約125のマイクロファイナンス機関の格付けと評価を実施し、400以上の格付けレポートを承認しました。世界銀行、ADB、UNDP、Cordaid、Mercy Corpsなどの案件を担当し、マイクロファイナンス分野における豊富な経験を積んでいます。

堅田航平は、財務及び経営管理における20年以上の豊富な経験を持ち、五常では2019年からCFOとしてファイナンス業務を統括しています。 学生時代にバングラデシュのNGOにおける長期インターンを通じてマイクロファイナンスと出会いました。大学卒業後は、モルガン・スタンレー証券会社にてキャリアをスタートし、その後Och-Ziff Capital Managementにて資産運用業務に携わりました。ライフネット生命保険の上場を主導したのち、2014年、スマートニュースに入社しコーポレート部門の責任者として資金調達と経営管理の両面で重要な役割を果たしました。

堅田航平は就任にあたり以下のように述べています。

「2019年に入社して以来、CFOとして様々な形の資金調達に挑戦すると同時に、ガバナンスや内部統制の強化を通じた持続可能な成長基盤づくりに取り組んできました。この場を借りて、当社の成長を支えてくださった多くの株主やレンダーの皆さまに、心より感謝申し上げます。今後も引き続き、世界中から集まった心強い仲間たちとともに『民間版の世界銀行』を目指し、一歩一歩着実に前進してまいります。皆さまのご支援を引き続きよろしくお願い申し上げます。」

Arnaud Venturaが代表執行役に就任
併せて五常は、執行役のArnaud Venturaを代表執行役に選任いたしました。これにより、代表執行役2名(慎泰俊、Arnaud Ventura)と新たに就任した執行役2名(Sanjay Gandhi、堅田航平)の計4名を中心に経営執行を行うこととなりました。

この新たな経営体制のもとで、金融包摂を世界中に届けるというミッションを達成し、グループの成長をさらに加速させて参ります。


五常について
五常はアジア及びアフリカの12カ国で事業を展開するグループ会社を通じ、途上国においてマイクロファイナンスを展開するホールディングカンパニーです。金融包摂を世界中に届けることをミッションとして、2014年7月に設立されました。低価格で良質な金融サービスを50カ国に届けることを目指しています。2024年3月末時点で1万人を超えるグループ従業員を擁し、グループ合算の顧客数は240万人を突破しました。


Arnaud Venturaは代表執行役として選任されておりますが、必要な手続きの完了後の就任を予定しています。(2025年2月5日追記)

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